こんにちは。元占い師の一花です。
占い師をやっていると生年月日でホロスコープを出すまでもない質問、「こういう風に答えるしかないよね…他にどう答えればいいんだ?」という質問に出会います。
今回の記事では、「占うまでもなく、答えが決まってしまうような質問」にまとめて答えてみようと思います。
「この記事に書いてあるような質問をするとお金と時間の無駄になる可能性がとても高いですよー!」というものでもありますね。
この記事を参考に(なるかは分かんないけど)無駄な(?)占い料金を節約してくれたらうれしいです!
占いで良くある質問1:病気は治りますか?
回答:治ります!!
人の生死に関わること、健康問題は占えませんので病院の先生に聞いてください!としか言えません。
でも、心配な気持ちもとてもよく分かります。だからいつも私は「治ります!」と言っています。たとえその方がどう考えても難しい状態であっても…です。
なぜそうするかというと、占いは「兆し」がすべてだからです。この世にある、その問題に関わる兆しがどのような結果を指し示しているのかを私たちは読みとっています。
たとえば、ある質問を心に思い浮かべた瞬間、隣の家から喧嘩の声が聞こえてきたとします。その喧嘩の声も私たちは占いの重要な要素として考えます。
目に映るもの、聞こえて来るものすべてがメッセージですからね。喧嘩の声が聞こえてきたということは、その質問で尋ねたいる事柄は難航したり一筋縄ではいかなかったりするでしょう。
「病気が治りません」と発言すること自体が、この世にまた一つ「治らない勢」の兆しを作ることになります。
だから私は、どんなに厳しくても「治ります!」と断言するのです。微力でも「治る勢」を増やしたいですからね。
占いで良くある質問2:あの人とあの人はつきあっていますか?
回答:それは占えません。
その場にいない人同士のことは基本的には占えません。無理矢理占ってもハッキリ分かることはあまりないです。
本当は「AさんとBさんはつきあっていますか?」と聞きたいのに「私とAさんの相性はどうですか?」という質問に変えてしまって、実際は「私」じゃなくて「Bさん」のデータを使っているということがけっこうあります…。
それで「あなたとAさんの相性はいいですね!」と答えたら、勝手に「相性がいいってことは…AさんとBさんはやっぱりつきあっているんだ!」とか思ってしまう人がいます。
これ、本当に意味ないからやめてください。生年月日の相性が良くても実際にはつきあってない組み合わせなんていくらでもありますよね?
占いは「質問文」どおりのことしか占えないんです。映画の「アラジン」だって、ざっくりしたお願いの文章だと変な願いのかなえ方になってます。
占いで良くある質問3:芸能人を本気で好きになってしまいました。
これは本当に良くある!私はこの質問には実際にホロスコープを出したりタロットを展開したりして、その芸能人からお客様が得られるいい影響などを説明したりしています。
余談ですが、この手の質問が苦手な占い師さんだったら手相占いをやるしかありませんねw本人を連れてこないとできないですからね。
某テーマパークの最寄りの占い店は手相でした。そうしないと、出演者の方のファンで大変なことになるだろうなーと想像しますw
回答:本気で結婚を目指すなら芸能人になりましょう!
それで、ホロスコープやタロットでその方から受ける影響についてひとしきり話したあとは。それでどうしたいのか?をお聞きしてます。
結婚したいんだったら、もうどんな手を使ってでも芸能人になるしかないと思います。本当に本気ならダイエットだろうが整形だろうが何でもできるでしょ?と。
よく、裏方じゃだめなんですか?と聞かれますが、対等じゃないとだめだと思いますね。いくらでも芸能人を選び放題の立場だったらやっぱり芸能人を選ぶはずですから。
男性芸能人の結婚報道は、お相手ほとんど芸能人か元芸能人じゃないですかね。女性芸能人だったらそうでもないので、あえて芸能界を選ばなくてもただの富豪を目指すのでもいいですが。
もし、結婚までは考えていないというのであれば、今回で占いはやめておいて、そのかわりそのお金で、全力でその方を推して欲しいですね!
占いで良くある質問4:私は結婚できますか?
回答:できます!
占い上、結婚できないという運命の人はいない
占い上、「結婚できない運命」っていう人はいないんです。絶対結婚する!って決めたら絶対結婚できるんです。
でもやっぱりそこで妥協はいやじゃないですか。妥協できない気持ちがあるから「結婚できない」という結果になってしまうわけで。難しいですよね。
ちなみに占い上「結婚生活に困難が伴う」という星回りの方は残念ながらいらっしゃいます。しかしイコール結婚できないとかしないほうがいいというのとは違います。
社会が変化して結婚しにくくなっている面も
昔と違って今は結婚しにくいです。お金のこともありますし。昔はどんなにお金がなくても、「結婚させられてしまう」社会でしたからね。むしろ家にお金がないからこそ結婚させられたりしてましたよね。
結婚したいとかしたくないとか言えない状況で、勝手に相手を決められるのが当たり前みたいな状態で。今に比べたら本当に自由がなかったです。
でもその時代は結婚して子供が産まれたら働き手が増えてその家は繁栄する、という図式がはっきりしていましたから。今は、むしろ人口減らしたいのでは?くらいに厳しいですよね。
話が脱線してしまいましたが、どんなリスクもいとわないのであれば結婚できなくはないです。「どんなに大変でも結婚したい!」という人なら絶対に結婚できます。
しかしながら、幸せになれるんだったら結婚したいなーというのでは「結婚したい」の気持ちが弱いと思います。今も昔も、結婚は大変なことなんですよね。
2019年時点で結婚にこぎつける最短の方法
結婚したいと決めたらもう、結婚したい人がいるところにいくしかありません。
正直10年くらい前だったら、婚活パーティーや婚活サイトはおすすめでした。実際に「婚活パーティーorサイトで知り合って結婚しました」という人がお客様の中でも多かったんです。
しかしながら、今はもうそのような場所もメジャーになってしまって残念ながら遊び目的の人にだまされる例が多数…。なので、ガチの結婚相談所じゃないと今はおすすめできないのを肌で感じております。
結婚しなくても生きていけるのであれば独身もありなんじゃない?
話は戻ってしまいますが、昔は結婚がサバイバルの手段だったわけです。今ももちろんその側面はあります。
しかし、今は生き方に多様性があります。ですから、もし結婚しなくても生きていけてるのであれば、無理に結婚しなくても良いのでは?というのが個人的意見ですね。
ありきたりな言葉かもしれませんが、結婚だけが幸せじゃないと思うので。
まとめ。占いは願いを明確にするためでもある
なんだか、結婚の項目だけ長くなってしまいました。
占いは、漠然とした問いには漠然とした答えしか帰ってきません。質問が具体的で、何を目標にしているのかがはっきりしていればいるほど、はっきりとした答えが返ってくるものです。
今回あげた「よくある質問」では、自分がどうしたいのかはっきりしていなかったり前提がしっかりしていなかったりで、占っても結局時間とお金の無駄になるかもしれないよ?という例をあげてみました。
いやもちろん、占いにくる時点で悩みが漠然としていたり、自分が何を望んでいるかわからなかったりしても全然OKなんですよ!それも含めて、占いではっきりさせていくのが私たちの仕事でもありますからね。