遊園地、テーマパークには何を持っていけばいいのでしょうか?
- 気候。暑さや寒さ。日差し、天気。
- アトラクションに乗るのかショーを見るのか。
- 混雑はどのくらいなのか。
様々な条件を考えて荷造りをするのが理想でしょう。
特に近年は混んでいるので屋内に入れず、外に滞在しなければならない時間が増えました。
暑すぎる・寒すぎることが多いので、体温調節に必要なもの、熱中症などから命を守る対策は必須です。
今回は関東大手テーマパーク(なぜか伏せますw)のハードリピーターだった(たまに多摩や愛知県や大阪にも行く)筆者が、
実際に「遊園地・テーマパークに持っていくもの」のオススメをリストにしてみました。
遊園地やテーマパークで楽しい1日を過ごすために、参考にしてくださるとうれしいです!
遊園地・テーマパークの持ち物 オールシーズン編
説明不要かもしれませんが、最低限持っていくもの・季節関係なく必要なものです。
お財布
電子マネーに対応している遊園地・テーマパークも増えてはきていますがまだまだです。ちょっとした食べ物や自販機は現金じゃないとダメなところも多いですね。
ATMが園内に設置してある場合でも混んでいてなかなか引き出せない場合があります。十分な金額を入れて行きましょう。
携帯電話・スマートフォン
同行者との待ち合わせはもちろん、園内の地図やレストランの情報、パレードの時間のチェック、ファストパス等の取得、待ち時間の暇つぶしなど、なかったらヤバイですね。
公式サイトをブックマークしたり、公式アプリをダウンロードしたりして準備しておきましょう。
大手のテーマパークに行く時には、Twitterで公式アカウントをフォローしたり、現地情報が流れてくるタグをフォローしたりしておくと便利ですよ。
モバイルバッテリー
遊園地・テーマパークの園内って電波が弱いです。人も多いので回線も混雑していてなかなかLTEの電波がこないんです。
そうするとスマホはがんばって「電波どこ??」って探してしまって、電池の減りが本当に早い。
私が使ってるのは『Anker PowerCore 10000』。安いのに、自分のスマホをフル充電したあとに友達のスマホもフル充電できるくらい大容量です。
夏場はモバイルバッテリーが熱くなりすぎて爆発するかもしれないので扱いに注意です!濡れないように巾着に入れて、冷えたペットボトルの近くに入れています。炎天下で充電すると危ないそうなので、屋内で休憩している時に充電するようにしています。
ティッシュ
遊園地・テーマパークでは食べ物を買って食べ歩くことが多いですよね。
屋内の飲食施設だったら紙ナプキンがありますが、屋外だと口の周りを拭くものはないので絶対持って行った方がいいです。かぶりつくタイプのフードは口の周りにつきやすいですし。
ウェットティッシュ
ティッシュと同じく、食べる時対策です。ポップコーンなどを食べる前後に手を洗えないことが多いので。
ハンドタオル
遊園地やテーマパークのトイレは混んでいて、エアが出るハンドドライヤーが順番待ちになってしまうことも。
手を洗ったら持参したタオルでさっと手を拭きながらその場を立ち去るのがオススメです。ちなみにハンカチだとびちゃびちゃになるのでタオル推奨。
(2020/8/13追記)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、テーマパークのハンドドライヤーは停止しています。ハンドドライヤーの代わりとなるペーパータオルも、設置されているテーマパークはほとんどありません。
そのため、ハンドタオル・ハンカチは必須です。持っていかなかった場合はお土産として売っていますから買っておきましょう。
常備薬
遊園地・テーマパークには「救護室」が設置されていて、看護師さんが常駐しています。しかし、救護室でできることって限られているんですね。
切り傷には、消毒してばんそうこうを貼る。打撲には氷で冷やしてくれる。気分が悪いときはベッドで寝させてくれる。
でも、薬はもらえないんですよー!
そのため、私は頭痛薬・胃腸薬・下痢止めなどの市販薬を持っていきます。もちろん、処方薬を飲んでいる人もお忘れないように!
遊園地・テーマパークの持ち物 夏バージョン
近年、猛暑がハンパないですから暑さ対策・熱中症対策は必須です!
特に遊園地・テーマパークは朝早くから出かけますから寝不足の人が多いはず。休息が十分でなく、熱中症のリスクが高まっている状態です。
ロングタオル
濡らして首にかけて暑さ対策に。頭に乗せて髪の分け目の日焼け対策に。一本あると便利です。
高機能な「冷却タオル」をお持ちの方は絶対に持っていきましょう。
飲み物
「飲食物持ち込み禁止」のところでも、飲み物を没収されたことは一度もありません。絶対持っていきましょう。
ペットボトルごと凍らせる・ステンレスボトルで氷を入れた飲み物を持っていく…など色々試行錯誤したのですが、『ナルゲンボトル』を持っていく方法におちつきました。
ステンレスボトルだとスポーツドリンクを入れられないので、熱中症が心配な季節はこっちの方が便利です。
広口なので、園内で買ったドリンクの余った氷を入れたり、レストランで汲んだ水を入れたりもできますし(ケチくさい)。飲み終わった後も軽いから楽です!
日傘
ずっとアトラクション内にいることはできないので、日傘は必要だと思います。雨傘と兼用のもので、100パーセント遮光のものがオススメ。
私はデザインが豊富で在庫が豊富な『芦屋ロサブラン』。
本当に高いですけどね。やっぱり100パーセント遮光じゃないと全然体感温度が違うので、他が使えなくなってしまいました。買って4年になりますがまだ使えます。
アームカバー
腕に日焼け止めを塗るのがベタベタしてかぶれてしまって嫌なので私はアームカバーしてます。長袖を着るよりは半袖+アームカバーの方が涼しいです。
遊園地やテーマパークは風の強い立地にあることが多いので、濡らして風を当てるとキンキンに冷たくなる機能つきのアームカバーも威力を発揮しますね。
サングラス
日傘だけでは防ぎきれない「照り返し」が目に与えるダメージは大きいです。
遊園地・テーマパークで売っているものはUVカット加工されていないものも多いので、UVカットのサングラスを選びましょう。
これは日傘のところで紹介した「ロサブラン」さんが出しているメラニンサングラスというもの。
人工のメラニン色素を配合してあるので、自分のメラニン色素に代わってサングラスが紫外線をカットしてくれるんだとか。
日焼け止め
スプレータイプは便利ですが、混雑した遊園地・パーク内では周囲の人にかかってしまうため使わない方が良いでしょう。
テーマパーク常連さんの間で鉄板なのは金色のアネッサ、通称「金アネ」ですね。浴びるように使いましょう。
ボディシート(汗拭きシート)
アトラクションの待機列などは狭いので、匂いがこもります。
汗の匂いもこもるし制汗剤自体の匂いもこもるので、無香料のボディシートで拭くのがおすすめ。
私が使ってるのは『資生堂 エージーデオ24 クリアシャワーシート』。
高いですけどね(再)。でも高いだけのことはあります、厚手の紙質でしっかり拭けます。
ハンディファン
『iFan Porta Mini』を昨年から使っているんですが、壊れていないです。いざという時に壊れるのが一番困りますからね。
高いんですけどね(再々)。安いのを買った友達は早速壊れてましたから、まあ安心を買うと思っていただければ。
モバイルバッテリーにもなるしフルパワーで2時間くらい回しても電池切れないのでおすすめです。
遊園地・テーマパークの持ち物「夏イベント」編
一部のテーマパークでは、「演者さんがお客さんに容赦なく水をぶっかける」というイベントが行われています。
イベントに参加してみたい方が準備しておいた方がいいものはこちら!
ゴミ袋
大切な荷物を水から守るのに使います。45リットルか60リットルのものを2枚使うのがおすすめ。
荷物を入れて1枚目の袋の口をしばったあと、結び目をずらしてもう一枚。
レインコート
着てきた服のまま帰りたい人はレインコート。園内でも売っていますが高いですから100均のを買っていきましょう。
袖口から水が入るので、輪ゴムで袖口を留めると良いです。暑いけど。
首元からも水が入るので、首にタオルを巻いてガードしましょう。暑いけど…!
着替え
イベントで思いっきり濡れてから別の服に着替えたい人はレインコートじゃなく着替え持参で。Tシャツと短パンの人が多いですね。下着も忘れないように!
ビーチサンダルなど濡れてもいいサンダル
ビーチサンダル持参、もしくは濡れてもいいサンダルで行きましょう。
私は直前にビーサンに履き替えてます。混雑した園内で足を踏まれて怪我をするといけないので。直前までスニーカーで、脱いだスニーカーはゴミ袋に荷物と一緒に入れます。
カメラ用レインジャケット
一眼レフのレンズにゴムのところを取り付けて、防水できるカバー『エツミ カメラレインジャケットII S VE-6730』。
降りしきる水の中でも、ダンサーさんやキャラクターを撮りたいガチのオタクがよく付けてるアレ。
カメラを濡らさないための対策として「ビニール袋と輪ゴム」とか、「タッパーを切って加工」とか、みなさんすごく工夫されています。
レインジャケットは、まあ高いんですけど(何度目だよ)。何年も使える長持ちするものですし。ガチな方は持っておいて損はないと思います!
遊園地・テーマパークの持ち物 冬バージョン
冬は冬で、まるでスケートリンクのように冷たい地面が待ち受けています。これでもか!というくらい厚着していきましょう。
手袋はミトンタイプだと、何かとチケットなどを出し入れする遊園地では不便です。指が自由になるタイプやスマホ対応のものを。
タイツやレギンスは2枚重ねで。通気性のあるタイプの靴は絶対にやめましょう(コレで足が死にかけたことあり。凍傷になるかと思った)。
カイロ
貼るタイプを腰のところに貼ると全身あたたまります。プラスしてポケットに貼らないタイプのカイロを入れておくのもアリ。
100均のカイロだとすぐ冷たくなっちゃうので、『ロッテのホカロン』や『桐灰カイロ』など由緒あるブランドのカイロがいいと思います。
ポータブルなダウンジャケット
たためて袋に入れられるコンパクトなダウンジャケットは、羽織ったりインナーダウンとして使ったり膝掛けのように使ったりできて便利です。夏以外は何かと重宝します。
ウールのブランケットだと重くてかさばるので、防寒アイテムを足すならダウンがおすすめ。
個装タイプのマスク
遊園地やテーマパークは、「風邪やインフルエンザなのに無理して来る人」がけっこういるのでマスクするのはおすすめです。
マスクしてると日焼け防止になりますし、あたたかいですしね。写真に写る時の小顔効果にもなるかもしれない。
交換することを見越して、一枚ずつ包装されているものを何枚か持って行っています!
(2020/8/13追記)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用はテーマパーク入場の際の必須アイテムになりましたね。ないと入れませんからご注意ください。入場後は、人がまばらなところでは外していても大丈夫なようです。
遊園地・テーマパークの持ち物 ショー・パレード編
ショーやパレードは長時間地面に座って待つこともあります。待ち時間を快適に過ごすために欠かせないものたちをチェックしていきましょう。
サブバッグ
お財布やスマートフォン、貴重品だけ入れられる小さいバッグ。待ち時間にお手洗いに行ったり、食べ物を買いに行ったりするときに便利です。大きい荷物は同行者に託しましょう。
エコバッグや、ランチトートなどがサイズ的にちょうどいいかもしれません。
レジャーシート
あまり大きいシートだとスタッフの方に注意されることもあるので、二人用くらいのものがベストだと思います。
折りたたみクッション
レジャーシートだけだとお尻が痛いです!100均のものでもいいので何かクッションとなるものが必要。
折りたたみ椅子
地面にレジャーシートとクッションだと「体育すわり」か「あぐら」になるので、その体勢がキツイ方は「椅子」です。
ガチのキャンプ用の椅子を持ち込んでいる方もいらっしゃいますが、私は『SOLCION 折りたたみ椅子 PATATTO mini』です。
大きめのトートバッグじゃないと入らないのと、コツを掴むまで開くのが固いですが。
夏のアッツアツの地面、冬のキンキンに冷たい地面からは少しでも離れた方が楽です。
小さな椅子ですが身体のダメージが格段に違いますから、ぜひお試しを。家電量販店のカメラコーナーやアマゾンでセールになっていることもあります。
まとめ。疲れをためない工夫でもっと遊園地・テーマパークを楽しく!
遊園地やテーマパークはとても楽しいですが、とても疲れる場所でもあります。せっかく楽しみにしていた日なのに疲れると楽しさが大幅にダウンしてしまいますよね。
今回紹介したアイテムは大量すぎて、全部持って行くのは大変かもしれませんが。
それでも少しは「便利かも!持って行ってみようかな」と思ってくださったら、書いた甲斐があるというものです。
そして、みなさんが快適な遊園地・テーマパークでの1日を過ごしていただければ…と願ってやみません。