こんにちは、元占い師ブロガー・「雑草の一花(@zassou_ichika)」です。
12星座の相性占いを全パターン、コンプリートに向けて連載中です。
今回は、蟹座と蠍座の相性。
蟹座と蠍座は「密」な組み合わせですね。
今現在は、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から「密」であることは推奨されていません。避けるべきことだとされています。
しかし本来「密」な関係ってとっても良いことであるはずなのですよね。
ぴったりくっついていつも一緒とか、仲良しとか、傍目から見てもラブラブだとか。
そんな関係を作りやすいのが蟹座と蠍座だと思います。もちろん相性も良好です。
とにかく蟹座も蠍座も心で繋がり会える誰かと一緒にいたい気持ちが強いですね。
ただ蟹座と蠍座では「仲良くなり方」に多少の違いがあるので、問題になってくるとしたらその点ぐらいなものでしょうか。
では早速蟹座と蠍座の相性について、まずはその性質の比較から行ってみたいと思います!
蟹座と蠍座は心で繋がりたい組み合わせ
蟹座と蠍座はともに「水の星座」です。蟹座は「水の活動星座」蠍座は「水の不動星座」と分類されます。
「水の星座」は感情を重視して物事を進めていきます。
自分の感情を大事にするのはもちろんのこと、他人もまた感情を大切にしているものと仮定して行動します。
また水の星座は「一つに溶け合うこと」もテーマです。
自分の気持ちと相手の気持ち、それが一つに溶け合っていたいな〜と思っています。
水の星座なので心と心が繋がっていたいという共通点はあるのですが、蟹座と蠍座の目指しているものはそれぞれ少し違っていたりします。
それが、「活動星座」である蟹座と「不動星座」である蠍座の違いなんですね。
それでは蟹座と蠍座がどのように違うのかを解説していきますね。
蟹座は心で繋がるファミリーを作る
蟹座の意味として「家族」「家庭」「母親」といったものがあります。
蟹座は実際の家庭はもちろんのこと、社会の中でも自分が母親のような役割になって仲良しのファミリーを作っていきたいという想いがあります。
またファミリーと言う単位を守るためには他のファミリーとの戦いも、ときにはあります。
例えば自分の家の子がいじめられたらその子の親に文句を言いに行ったりしなければなりませんよね。
身内は一つにまとまっていたいが、身内以外の人はわりと敵視するというのが蟹座の特徴ですね。
蠍座は心で繋がるソウルメイトを求める
蠍座の意味として「性的」「絆」「運命的」といったものがあります。
蟹座が親子の愛だったのに比べるとこちらは「男女の愛」の色合いが濃くなります。
蟹座は実際の親子に限らず人間関係のベースが親子愛みたいな感じになりやすく、蠍座はたとえ同性の友達や同僚に対しても男女愛のような人間関係を適用しやすいんですね。
家族愛のような広い愛ではなく、深い愛なので、あまり多くの人を許容できるわけではありません。
そのため、「たった一人の誰か」いわゆる「ソウルメイト」に対してずっと愛を注ぐ、というのが蠍座の目指すところだったりします。
蟹座が人と仲良くなるプロセスの特徴
蟹座は身内とその他を峻別しますから、まず人を見る目がシビアです。
この人は仲間か敵か、きちんとジャッジしてから仲良くなります。
その代わり、ひとたび仲良くなれば義理がたくずっとその人の面倒を見ます。
その人に危害を加えられたら話は別ですが、そうでないかぎりは人を見捨てるようなことはしないでしょう。
また、蟹座の目指すのは「ファミリー」ですから、相手はたくさんいますし、タイプも様々になります。
できればファミリーを拡張していきたいですから、次々と人を「自分のファミリーに入りませんか?」と誘っていくでしょう。
蠍座が人と仲良くなるプロセスの特徴
蠍座は意外と人懐こく、誰とでもすぐに仲良くできます。
しかしそれは表面上だけのこと。心を許していないからこそ、誰とでも仲良くできるというのがあるんですね。
まずは幅広く仲良くしておいて、そのあとに「心を許してもいい」と思える一握りのメンバーを選抜します。
その一握りのメンバーに対しては、過去の黒歴史、トラウマなど、蠍座はなんでも話します。そうすることでさらに心の繋がりを深めていくんですね。
蟹座は「ファミリー」でしたが、蠍座が作る集団は蠍座のその人自体と深い繋がりを持った人々によって構成されています。
蟹座の人間関係に比べ、蠍座はより「マニアックな集団」と言ってもいいかもしれません。
蟹座から見た蠍座はこんな人
蟹座は割と裏表なく好き嫌いを分かりやすく出す方ですが、蠍座はそうではありません。自分の気持ちは隠します。
ですから、蟹座は蠍座を「何を考えているかわからない」と感じることもあるでしょう。
まずはじめに「敵か味方か」をハッキリさせておきたい蟹座にとっては、どう対処していいのかわからない面もあると思います。
「思っていることがあるんだったら、ちゃんと口に出して言ってよ!」
とイラッとしてしまうかもしれませんね。
蠍座から見た蟹座はこんな人
蠍座から見ると、蟹座は割と「人の気持ちを考えない人」に映るかもしれませんね。
蟹座は基本的には「母ちゃん」みたいなものですから、ズケズケとものを言うし、お節介すぎたりします。
親切心でやっているかもしれないんですけど、ちょっとありがた迷惑というか。
自分の世界を守りたい蠍座にとっては、自分の心の世界に土足で入ってくるようなマネをされてしまい、最初はキツイかもしれませんね。
蟹座が蠍座と付き合う上での注意点
蟹座に対してだけではなく、誰に対しても蠍座は最初は心を閉ざしているものです。
ですから「何を考えているかわからないから敵!」というのはちょっとやめておいた方が良さそうです。
本当は蠍座も蟹座と同じく、愛や心の繋がりあいを大切にする仲間なのですから。
ただ、蠍座は他人を受け入れるのにとても時間がかかるというだけなのです。
蟹座は短気を起こさず、じっくりと時間をかけていけば必ずいつか蠍座の心を開くことができる相手です。
見捨てるのはもったいないですから、蠍座が自分のことを話してくれるようになるまで粘り強く接していきましょう。
蠍座は「ふたりきり」の世界を好むので、他の人を引き合いに出したりするのはやめておいた方が無難です。
蠍座が蟹座と付き合う上での注意点
蠍座が蟹座と仲良くなってからは、ついつい甘えすぎたり、依存してしまったりするかもしれません。
しかし、何度も同じやりとりをしたり何度も確認したりすると、蟹座は蠍座よりだいぶ気が短いのでキレてしまう可能性があります。
蟹座は「母ちゃん」なので、甘えさせてくれるし面倒を見てくれるのですが、母ちゃんとして「自立してほしい」という気持ちだってあるんです。
そこは、ずっと頼りあっていきたい蠍座とは違う部分ですから、メリハリをもって対応していきましょう。
まとめ。蟹座と蠍座は濃く深い愛情で仲良くできる!
一般的に良好な相性である蟹座と蠍座ですが、なぜか厳し目になってしまいました。
でも、本当に相性は良いので安心してください!
人間は感情で動く生き物だといいますが、人間の歴史も人と人とが感情でつながってきたからこそですね。
蠍座のように運命の相手を見つけて、蟹座のように家族を作って。それは決して損得勘定や政略結婚みたいなことだけでそうしているわけじゃないと思います。
人と繋がりたい思いが、連綿と続いてそして、今があるということですね。
蟹座と蠍座は誰かと一緒にいる安心感を誰よりも求めている組み合わせです。
ふたりが密な関係を築くことで、地球上に心安らげる場所がまたひとつ生まれます。
今は、物理的に密が作りにくい世の中ですね。
しかし、だからこそ蟹座と蠍座の心で「密」をつくる作用は、よりいっそう世の中から求められていると思います。
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