こんにちは、元占い師ブロガー・「雑草の一花(@zassou_ichika)」です。
12星座の相性占いを全パターン、コンプリートに向けて連載中です。
今回は獅子座と射手座。
どちらも派手で明るい感じの星座同士ですね。
獅子座も射手座も、みんなでワイワイ盛り上がるのが好きです。
なので、コロナウイルス感染症予防のため飲み会とかできない今の状況は、さぞかし寂しいんじゃないでしょうか。
しかし獅子座も射手座も、表現するとか発信するとかも好きなので、今はネットを利用して活動していくことに力を注いでいけるはずです。
そのときには、獅子座・射手座に加えて水瓶座も仲間に入れるとさらにスムーズにいきそうですね。
さて、余談はこのへんにして。
獅子座と射手座は、一般的に占星術では「相性が良い」とされている組み合わせです。


獅子座と射手座の似てるところ
獅子座と射手座はともに「火の星座」に分類されます。
火の星座は、直感やインスピレーションをもとに動きます。
「これいい!」と思ったら躊躇なくまっすぐと突き進んでいくんですね。あれこれ難しく考えたり批判を恐れたりはあんまりしません。
獅子座と射手座のあいだでは「話が早い」「ツーといえばカー」みたいなノリの良い気持ち良さを感じられることでしょう。
このふたりの間では隠し事とか遠回しな表現とか遠慮も必要ないので、気楽な関係です。
もし、獅子座や射手座が理屈っぽくなったりしていたら、それは心がネガティブな状態である時です。
基本的には、大らかで性善説というか、ポジティブな心の状態を保っていることが多いでしょう。
獅子座と射手座の違い
獅子座と射手座は同じ「火の星座」ですが、獅子座は「不動星座」で射手座は「柔軟星座」であるという違いがあります。
不動星座である獅子座は、ずっと同じことをするのが好きです。
たとえば毎日同じものを食べるとか、長く一人の人を思い続けるとか、良いと思ったことを続けるのは当たり前という感じです。
しかし柔軟星座である射手座は、飽きやすい面があります。
射手座は常に自分がグレードアップしていきたいという欲求をもっているので、ずっと同じことをするのは難しいです。
趣味も定期的に変わるでしょうし、付き合う人も変わります。これは、交友関係だけでなく、恋人関係もそうかもしれません。

獅子座は、熱しやすく冷めにくい。
射手座は、熱しやすく冷めやすい…こともある。
というような感じでしょうか。
獅子座と射手座の関係をもっと良くする方法
獅子座と射手座は、「良い」「楽しい」と思うことが似ているので、最初はすぐ打ち解けて仲良くなれるでしょう。
課題となるのは、「キャラ被りによる同族嫌悪」や「マンネリ問題」でしょうか。
キャラ被りは、獅子座と射手座が同じようなポジションを目指してしまうことにより起こります。
基本的には自分の意志を通したいふたりなので、喧嘩になることもあるでしょう。
個人的には、ここは素直に喧嘩してしまった方が良い気がします。言いたいことを言えないままモヤモヤするのは火の星座には良くないからです。
「マンネリ問題」は、獅子座がワンパターンを好むのに対し、射手座がマンネリを嫌うことが原因です。
こちらは、獅子座もたまにはワンパターンの中にも気遣いやバリエーションを考えた方が良いですね。
射手座がバリエーション違いの別パターンを獅子座に提案するというのでも良いと思います。
とにかく、獅子座と射手座にとって「我慢する」がいちばん良くないですから、先に向かって前向きな方向へ向かって行けるようにしてみてくださいね。
獅子座からみた射手座はどんな人?
獅子座は確固たる個性を持っていて、それを表現するのが得意です。
しかし、射手座はわりと「自分探し」が好きなので、いつも「本当の自分はどこだ?」と探究の旅を続けています。
「これが私だ!」みたいに固定しないんですね。
獅子座はそんな射手座をみて「自分がないのか」「はっきりしないな」「移り気なのかな」と思うこともあるかもしれません。
獅子座にとって射手座は、ちょっとフワフワしている感じをうけるのではないかと思います。
射手座からみた獅子座はどんな人?
射手座は常に自分を高めようとしています。昨日より今日、今日より明日。より良い自分を目指し、日々あれこれと模索しています。
そんな向上心のある射手座が、獅子座を見ると「成長する気がないのか」とか「子供染みている」と感じることがあるかもしれません。
「これでいいんだ」と開き直っているように見えるわけですね。
もしくは、「これが自分なんだ」と堂々としていられることに対し、「うらやましい」と感じるかもしれませんね。
射手座にとっての自分はまるで旅人みたいな感じで、楽しいけど心細さや不安もあるような存在です。
獅子座は王様・女王様気質で自分に対して疑いを持っていません。
そのどっしり感が、射手座にとてはピンとこないものだったり、得がたいものだったりします。
獅子座が射手座と付き合っていくための注意点
獅子座は安定を望みますが、射手座は基本的には安定より自由を好みます。
それは常に頭に入れておいて損はないですね。ですから、射手座に安定するように要求すると、逃げて行ってしまう確率は高くなるでしょう。
もし射手座の方から「自分これから安定するから!」と宣言されたとしても、それは獅子座に気を遣って言ってくれている可能性があります。
なのであまり間に受けず、話半分で受け止めておきましょう。
理想としては、ある程度射手座に自由にできる環境をつくってあげつつ、獅子座がどっしり構えた心の拠り所のような存在になるのがいいと思います。
射手座が獅子座と付き合っていくための注意点
射手座は常に未知の旅へ出たい、遠くへ行きたいと願っているかもしれません。
ですが「遠く」という概念は「近く」という概念と対になっているわけなので、まず「近く」が存在しなければ「遠く」も存在しないことになるんですね。
それで、射手座が「遠く」で思う存分自由(と不安)を感じることができるためには、「近く」のホッとできる馴染みのいつもの場所が必要です。
その「近く」が獅子座だと、射手座にとっては本当にちょうどいいです。
獅子座は無邪気に楽しむ子供のようなものなので、獅子座に「もっと大人になれ!成長しろ!」というのは酷なんですね。
そうではなく、射手座は獅子座の純粋さを単に楽しむだけでいいのです。それが射手座が思う存分活動できるための活力になってくれますから。

まとめ。獅子座と射手座は自分のビジョンをきちんと伝え合うことが大切!
獅子座と射手座は火の星座で、「勘」で動いているところがあります。
ですから、相手の伝えたいこともなんとなく「勘」で理解してしまって、自分流に解釈してしまうかもしれません。
そうなると早とちりや誤解が多くなり、すれ違いの元となってしまいます。
面倒かもしれませんが、自分の思っていること、やりたいこと、目指したいことはきちんと細かく説明していってください。
「わかったつもり」が積み重なったら、まるでジェンガのように信頼が崩れていくということもあり得ますからね。
…と、いろいろ書きましたが、結局のところ獅子座と射手座は相性がいい、楽しい関係です。
ぜひ力を合わせて、気持ちのいい関係を築いて行って欲しいお二人だと思います。

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