こんにちは、元占い師ブロガー・「雑草の一花(@zassou_ichika)」です。
12星座の相性占いを全パターン、コンプリートに向けて連載中です。
今回は獅子座と魚座です!
この二つの星座はかなり違いまして。
獅子座が自分を表現していくことがテーマなのに対して、魚座は世界全体への(犠牲的なまでの)愛がテーマだったりします。
ある意味、獅子座は自分のやりたいことに対して「いいよ〜」っていつも許してくれる魚座はありがたい存在です。
でも、それに甘えてばかりいたり、魚座をみくびったりしていると痛い目に遭います。
獅子座が良いと思う状態と、世界全体が良いと思う状態の間にすごいギャップがあるなーと感じた時点で、魚座は獅子座から逃げ出します。
そうならないように、獅子座も魚座も自分をコントロールしていく必要があるというのがこの相性なんですね。
一般的に、獅子座と魚座は「相性が良くない」とされているわけなんですが。
そこを敢えて絡んでいくことで、お互いに一皮向けて鍛えられることになります。
ざっと言うとこんな感じなのですが、ここから先は獅子座と魚座の相性が具体的にどんな感じなのかを解説していきますね。
獅子座と魚座の全く異なる性質とは?
獅子座と魚座は全く性質が違います。
獅子座は「火の不動星座」であり、インスピレーションをもとに自分のやりたいことを決めます。
そして周りにそれを宣言し、支持を得ることで成功に向かっていきます。
魚座は「水の柔軟星座」であり、「世界は何を望んでいるのか」をもとに自分のやりたいことを決めます。
そして自己犠牲を払ってでも全ての人を愛で包みたいと思います。
獅子座は自己主張が強め
獅子座の支配星は「太陽」です。
まるで太陽のように、中心にいて輝いていたいというのが獅子座の気持ち。
なので、当然「自分は周りから大切にされるべきだ」という自己価値の高さがあります。
そのため、自分が要求するものはハッキリと周りに宣言して、周りに自分のやりたいことを手伝って欲しいと願います。
獅子座は王様・女王様気質だと言われています。
魚座は自己犠牲が強め
魚座の支配星は「海王星」「木星」です。
この天体はどちらも、ふわあぁっとした「優しい気持ち」を表現しています。
基本的には性善説で、人をすぐ許してしまいます。
そして、自分にも甘いです。自分も世界も一つなので、他人にも自分にも優しいというのが魚座です。
しかし、どうしても自分が犠牲にならないと世界を救えないというシチュエーションだったらあっさりと犠牲者になってしまいます。
自分を犠牲にしても、他の人がそれで幸せになれるならそれもまた良しとしてしまうのです。
魚座には「宗教」や「聖職者」の意味があります。
獅子座も魚座も「自分と相手は同等であること」を肝に命じて
獅子座の自己主張と、魚座の自己犠牲が合わさると…当然、獅子座の主張が優先されてしまいますよね。
魚座は「これだけは譲れない!」というもの以外だったら、獅子座に合わせてしまうと思います。
獅子座は魚座に甘えて、いつもいつも希望を通しているうちに、どんどん調子に乗ってくるかもしれません。
魚座も、最初は「いいよ〜」と譲っていても、それが当たり前になってしまうと、獅子座のためにも良くないじゃないかと考え始めます。
魚座が目指すのは、「世界にとって良いこと」ですから、声の大きい獅子座のことばかり優先しているのは良くないわけです。
獅子座は、自分を愛するのもいいのですが、それと同じく魚座のことも大切な存在だと自覚することが大切です。
そうしないと、魚座はどこかへ逃げてしまい、獅子座が最も恐れる「孤独」な状態になりかねませんから。
魚座は、自己犠牲もいいですが、自分のことももっと大切にしてあげましょう。
自分が満たされてこそ、世界に優しさを分け与えるだけの余裕と愛が生まれてくるんですね。
ようは、獅子座も魚座も、自分も相手も大切にしようということですね。
獅子座にとって魚座はどんな人
獅子座は確固たる「自分」を持っているので、魚座が誰にでも優しいのを見ると「自分というものを持っていないのかな」「流されやすいのかな」と感じるかもしれません。
それは確かにそうかもしれず、魚座は「自分」と「他人」、もっと言うと「自分」と「宇宙」の境界線がハッキリしていないのです。
そのため、獅子座では考えられないようなお人好しな感じや、流されやすい感じ、ときにはダラシない感じをうけるでしょう。
ヘラヘラ、ふらふらしてないでもっとしっかりしろ!みたいな気持ちもあるかもしれませんね。
魚座にとって獅子座はどんな人
獅子座はハッキリとした性格なので、魚座にとっては「しっかりしてるな」「明るくてポジティブだな」というような印象を受けるでしょう。
好き嫌いがハッキリしている、サバサバした性格は魚座とは全く違いますね。
それをうらやましく思うか、ちょっと近寄りがたいと思うかはケースバイケースかもしれません。
獅子座は弱いところを見せたがらないので、最初は「強い人」だという印象もあると思います。
獅子座が魚座と付き合う上での注意点
魚座は基本的には、獅子座に合わせてくれます。「こうしたい!」と主張すれば必ずOKしてくれるでしょう。
しかしそれを獅子座が「言ったもん勝ちだから」「魚座が自己主張しないのが悪い」というふうに、「当たり前のこと」だと思うのは良くありません。
魚座は、感情を敏感に感じとる能力がありますから、獅子座が魚座を下に見ていると、すぐにバレます。
そして、そのような愛のない考え方に魚座は耐えられませんから、獅子座から離れていてしまうでしょう。
そうならないために、感謝の気持ちは本当に必要です。自分の意見が通って当たり前なんてことありません。
魚座の優しい気持ちがあってこそ、自分が生き生きとしていられるということをいつも心に留めておいてくださいね。
魚座が獅子座と付き合う上での注意点
魚座は、基本的に人の言うことに影響されやすい性質があります。
獅子座は特に人を感化する能力が高いので、ついつい獅子座の言っていることにいつも従ってしまうかもしれません。
魚座は「みんなが幸せならそれで良い」みたいなところがありますから、獅子座が喜んでいたらそれだけで満足ってこともありますからね。
しかし、そのようにいつもいつも獅子座に合わせていると、そのうちに「これはいくらなんでも…」と思う場面も出てくるでしょう。
あまりにも「自分のことしか考えてない」ような思考には、魚座はついていけないですからね。
獅子座を尊重するのと同じく、魚座も自分のことを尊重しなければなりません。
相手がどんなに強くても、他人を傷つけることはよくありません。
もしそのような場面になったら勇気を持って「私はそうは思わない」と主張することも時には必要だと思います。
まとめ。獅子座と魚座が一緒にいると鍛えられて強くなる
獅子座と魚座は、自己主張と自己犠牲という、かなり違った性質をもった組み合わせです。
放っておくと、獅子座の思惑に魚座が飲み込まれてしまうこともあるでしょう。
獅子座は、自分の望みをかなえるのももちろん大切ですが、周囲とのバランスも必要だということを魚座から学ぶことになります。
また魚座の視点は全世界的なものです。誰か一部の人だけが得をするというのはあまり望ましくないと考えるでしょう。
獅子座に異を唱えるのはとても勇気がいることかもしれません。
しかし例えば全人類にアンケートをとったとしたら、魚座の考えの方が支持を得るはずです。魚座の考えは愛に基づいているものですからね。
「世界が味方している」と考えれば、少しは心強いんじゃないでしょうか?
獅子座を良い方向に持っていくために、魚座なりの考えを頑張って言ってあげることが、獅子座のためにもなると思います。
世界を愛すること、自分を愛すること。
そのどちらもが大切なのだということを、獅子座と魚座はお互いに気づかせてくれることでしょう。
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