こんにちは、元占い師ブロガー・「雑草の一花(@zassou_ichika)」です。
これを書いているのは2021年の3/20、春分の日です。春分は占星術では1年の始まり。
太陽が最初の星座、牡羊座に入る日です。
なので春分のホロスコープがその一年を象徴するものになるんですね。
春分図はけっこう「奉仕」「健康」「ヒーリング」って感じの配置ですかね〜「相手ありきの自分」って感じもします。
で、今回の記事は天秤座同士の相性なのですがこれもまさに「相手ありき」ですね。「あなたとわたし」の構図。
あなたがいるから私がいる、というのが天秤座の大前提です。
そんな「相手ありき」の天秤座が二人いるとどうなるのか?どんな世界観を共有しているのか。
その詳細を探っていきたいと思います!
同じ星座同士はメリットもデメリットも2倍になる
いきなり辛辣なことを言ってすみません。12星座は12通り全て揃って完全になるというコンセプトのため、天秤座に限らず同じ星座同士というのはとても「偏った状態」になるのです。
相互に補完することができないので、ある意味「危なっかしい状態」になるんですね。
そして「同じパラダイムの中にいること」は二人にとってすごく快適ではありますが、違う視点から見た「新たな気づき」は得られにくくなるという欠点があります。
天秤座が二人でいる場合のメリット
天秤座は「センスがいい」と言われます。そのセンスというのは、「人を不快にさせないスキル」みたいな感じです。
考えに考え抜かれた、ある意味人工的な「美」というものが天秤座の目指すところです。
たとえば適切な服装、言葉遣い、今ここにふさわしい在り方を天秤座は心得ています。なので、天秤座同士が一緒にいる時も不快感は限りなく少なくなると考えられます。
相手のセンスが自分と合っているというのはとても快適なことですよね。お互いにセンスの良さを追求するという点で一致していたらなおさら快適なことでしょう。
そんなわけで、天秤座同士は周囲から見ても「イケてるふたり」になれそうですね。
天秤座が二人でいる場合のデメリット
上に書いたことと矛盾するかもしれませんが、天秤座同士でいると居心地があまり良くないことも考えられます。
それは、天秤座が相手やその場の雰囲気に合わせて行動していくからです。いちいちお互いがお互いの様子を見て行動しようとするので、その都度探り合いになってしまうのです。
それは「ついやってしまう」レベルのことではありますが、気持ち的には疲れるかもしれません。
また、天秤座同士だと相手をつかめてからは自分たちだけで盛り上がってしまう面もあります。そのため周囲からみるとギョッとするようなバカップル化も懸念されます。
天秤座同士の二人がお互いをどうみるか
基本的に天秤座どうしは「付かず離れずな大人の関係」になる可能性が高いです。その方がスマートな雰囲気が好きな天秤座に合っていますからね。
なので、天秤座同士は比較的客観的に相手を見ようとすると思います。ですが、関係性の世界に入ってしまったあとに客観的になるって結構難しいんです。
そのためどうしても、自分のフィルターを通して相手を見ることになってしまうんですね。そしてそのフィルターは自分の状態いかんでどのようにも変わってしまうのです。
天秤座のポジティブな面を相手に投影した場合
カッコいい、大人っぽい、クール、知的。
とにかくたくさんの天秤座の魅力を相手の中に見ると、相手が理想的な存在に思えます。
憧れるし、相手を誇りに思います。こんなにかっこいい可愛い人がいるんだ!と日々ニヤニヤして過ごすことができます。尊すぎてつらい、みたいになります。
この場合、自分の中にあるポジティブな要素と相手の中にあるポジティブな要素が「引き寄せ」を起こして、このような好ましい印象を相手に抱くことになるのですね。
天秤座のネガティブな面を相手に投影した場合
一方、自分自身の状態が良くないと、天秤座のネガティブな面が相手に投影されてしまいだんだんよくないスパイラルにはまっていきます。
そんな時には相手のことを、冷たい、自分勝手、残酷、思いやりがない、などと感じます。自分自身に足りないものを相手に過剰に求めるものの、満たされない状態になりこのような不満が出てきてしまうのです。
これもやはり、自分の中にあるよくない面が相手を通してクローズアップされてくるのでかなり不快感を感じると思います。
天秤座同士が仲良くする方法
天秤座はとても社交術に長けていますから、私がここで「仲良くする方法」をあーだこーだ言うのも「釈迦に説法」かもしれませんね。
しかしやはり自分達を客観的に見るのは難しいわけですから、第三者の意見として参考にしてみていただきたいですね。
天秤座は、表面上うまくいくところまでは簡単に辿り着けるはずですので、問題はその後ということになります。
自分自身がどうしたいのか決める
まず、とにかく「君次第だよ」という態度をとるのはやめてみましょう。これは相手のことを気遣っているようでいて、責任を押し付け合っていることにもなるからです。
自分のハートにちゃんと向き合って、自分が何を思っているかを見極めた上で、意見を述べる。その上で「君はどう思う?」というのが誠実なコミュニケーションなのではないでしょうか。
あまりに自分の意見をあやふやにしていると、「逃げの姿勢」と受け止められかねませんからねー!
リアクションを多めに取る
お笑い芸人が自分で笑っちゃいながらネタをやるとかえってシラけるとか、歌手が泣きながら歌っちゃうと逆に客はシラけるとか、そういう感覚ってありますよね。
要するに「リアクションしてもらう」側が盛り上がり過ぎると興醒めするみたいなことだと思うんですが。
天秤座はこの「リアクションしてもらう側」にいつも立ちたがる面があります。そしてその上で「粋な行動」をしたいと思うので表情少なめでサラッとかっこいい行動して、周りはそれに「わー!!」と沸くとかいう状況を好みます。
しかし、今回の場合相手は自分と同じ天秤座です。相手も自分と同じく「リアクションが欲しい」と思ってる側の人なんです。
ですから、クールな「へー」みたいな反応は天秤座には「なんか寂しい!」ってなるんですよね。
自分がしてもらって嬉しいことは、率先して自分からもやってみてください!というシンプルなことです。
天秤座相手には、ぜひリアクションマシマシでいきましょう!
まとめ。天秤座同士の関係は自分自身を見つめ直すチャンス
天秤座は鏡を通して自分をみるように、相手を通して自分を学ぶことのできる人です。
相手の中に自分を見て、どう見えるのか。それは今の自分にとって大切なテーマを含んでいる可能性は大きいです。
合わせ鏡は、無限に景色が鏡の中に展開されていきますよね。どこまでいっても自分は自分、って感じです。
そんなふうに関係性を捉えて、お互いに学び合っていくことができたら天秤座が天秤座と出会った意味があるんじゃないかと思いますよ。
このご縁を大切にしてくださいね!
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