こんにちは、元占い師ブロガー・「雑草の一花(@zassou_ichika)」です。
12星座の相性占いを全パターン、コンプリートに向けて連載中です。
今回は、双子座と魚座。この両者は占星術で言うと「スクエア」という位置関係にあって「相性が良くない」とされているんですね。
しかし!このブログをずっとご覧いただいている方(いらっしゃるのかな?)はすでにおわかりかもしれませんが、「相性が良くないからつきあうのやめときましょう」みたいなのはナシです!
相性が悪いというのは、ふたりの間に「チャレンジがある」というだけで、そのチャレンジを乗り越えられさえすれば、いわゆる「良い相性」の組み合わせよりもむしろ、得るものは大きいと私は考えています。

「現状にどのような問題があるのか」を把握できさえすれば、双子座と魚座のチャレンジは半ば成功したも同然です。
ではさっそく、「なんで相性が悪いなんて言われているのか?」ということからいってみましょう。
双子座と魚座「相性が悪い」と言われる理由
先ほど書いた「スクエア」の関係というものなのですが。双子と魚座の場合は
- 同じ「柔軟性座」である
- 相容れない「風」と「水」のエレメントである
というふたつの要素から成り立っています。
そのことがどのような結果をもたらしうるのか?ということを念頭において「相性が良くない」を紐解いていきましょう。
双子座と魚座は決断力がない同士だから
これは、双子座と魚座が共に「柔軟星座」であることに起因しています。柔軟星座は、基本的には「相手の出方」を伺ってから自分の出方を決めます。
よく言われるのは「Yes,No,I don’t know」という文言でして。
これは、活動星座の人は基本的に「YES!!」っていう反応で、不動星座の人は基本的に「NO!!」と断固拒否。
で、柔軟星座の人は「I don’t know」つまり「えーわかんない」みたいな反応ってことなんですね。
いろいろ考えてから答えを出したいというのが、柔軟性座の傾向としてあるというわけです。
なので、双子座と魚座の人が一緒にいると「あなたが決めて」となってしまってなかなか結論がでなかったりします。
どんな結果であっても柔軟に対応できるという特性が、逆に決断力には欠けることとなってしまうわけです。

双子座と魚座は悪に染まる(?)イメージがあるから
割と双子座には「狡猾」みたいな良くない評価もあります。頭の回転が良いので、自分にとって不都合ことが起こったらさっさと逃げたりできるからなんですね。
魚座の方にも、「怠惰」みたいな評価もあるわけでして。お人好しと優しさが度を超えて、人にも甘いけど自分にも甘い感じがあります。なんでも許しちゃうというか。
頭の回転が良いズルイ人と、お人好しなぼーっとしてる人の組み合わせだと…なんか「あんまり良い結果にはならなそう」という気がしますね。
例えばですが、「双子座が魚座の人を利用してしまう」などという事態が考えられます。
あくまでお互いの悪い面が出てしまった場合は…ですが、二人でいると「堕落したり、良くない方向に向かったりしてしまいそう」というのが双子座と魚座の相性が良くないと言われる原因かもしれません。
双子座と魚座は価値観が合わないから
双子座は「風の星座」であり、知性を大切にしロジカルな事柄を重視します。
魚座は「水の星座」であり、感情を大切にし目に見えない事柄を重要に感じます。
たとえばですが、「リストラ」って会社の業績を考えたら大変有意義なことですが、一緒に頑張ってきた仕事仲間が一人は残り、一人は切られる。というようなことがおこり、感情的には大変悲しいことです。全体の士気も下がりそうです。
ひとりひとりの気持ちを考えたら、リストラはしない方がいいことになりますね。
この「利益を守るためにリストラを断行する」みたいな感情を無視して実利をとる考えが「風の星座」の論理です。
一方「リストラしたらその会社のアンチが増えて良くないんじゃないか」みたいに考えるのが「水の星座」。
リストラは極端な例ですが、「風の星座は水の星座を傷つける面がある」というのは双子座と魚座の相性が良くないとされる理由のひとつなのでしょう。
双子座と魚座が意気投合できる可能性を考える!
さて、さんざん双子座と魚座の相性の良くない点ばかり書いてきましたが、両者が協力できて仲良くやっていく方法はないのでしょうか?
実は個人的には、この「スクエア」の関係は「仕事」に生かせると考えています。仕事では「切磋琢磨」はプラスに働きますよね。だからお互いに違う面を持っていることは大切なんです。


双子座と魚座がお互いの個性を生かして、協力してうまくやっていける方法を検討していきたいと思います。
双子座と魚座の共通の目的を見つける
双子座と魚座は決断力に欠けるところが問題なので、まず「一緒に何をやるのか」を決めさえしてしまえばいいんですね。
それじゃ、何をやるのか?



魚座の世の中の雰囲気を捉える能力を生かす
魚座は、世の中全体にどんな雰囲気が蔓延しているのかを捉えるのがうまいです。それは霊感のようなものとも言えるかもしれませんが。
どんなふうにみんなが感じているのかが、なんとなーく分かってしまうので、世の中が求めていることをいち早くキャッチできるんですね。
これを生かせば、バズれる何か、ヒットする何か、いいね!される何か、を作り出していくことが可能なわけです。
双子座の言語能力を生かす
魚座が世の中のトレンドをキャッチしたところで、今度は双子座の出番です。
双子座は魚座が捉えた曖昧なイメージを、言葉にしていきます。
こんな言葉で表現したら世の中に受け入れてもらえるんじゃないか、世の中がびっくりしてくれるんじゃないか。そういった言語感覚を生かして仕事を進めていくことができるんですね。
実際に喋りや営業を担当するのも良さそうです。魚座はあまり商売上手ではないので、そこを補うっていう。
基本的に双子座は割と目立ちたがりで新し物好きなので、キャッチーなものを提示していけそうです。
双子座と魚座は自分たちがふわふわフラフラとしているからこそ、移り変わりの激しいふわふわフラフラした「世の中」というものをうまく捉えて生かすことができるわけなんですね。
双子座にとって魚座はこんな人
双子座は世知辛い世の中を渡ってきてる人が多いので、魚座をみて「なんて頼りないんだ!」と思うかもしれません。
魚座にとってこの世の中の現実は辛すぎるので、夢の中に生きている感じの人もいて。しかもなぜかそれでうまく生きていけてたりもするんですよね。
「こんなにほわーっとしているのに、なんで今まで生きてこられたんだ?」と双子座にとっては不思議かもしれません。

魚座にとって双子座はこんな人
魚座はあまり自分の損得勘定はしないほうなので、双子座をみると「ガツガツしてるなー」「せこいなー」みたいに思うかもしれませんね。
常に自分の得になることを考える双子座は魚座にとって「嫌な大人」という印象をもつでしょう。魚座は自分はおいといて人助けしちゃったりしますから、双子座の気持ちは理解できないこともあるはずです。
しかし、双子座のうまく立ち回っていく性質こそ、魚座に欠けている部分でもあります。
魚座は双子座みたいにズルくはなれないとは思うのですが、精神面ではなく、技術的面においては双子座のやっていることを参考にするのは良いと思いますよ。
双子座が魚座と付き合う上での注意点
先ほども書きましたが、双子座にとって魚座の優しさにつけこむのは容易なことです。
双子座も案外人に合わせるんですが、これだけは譲れないっていう部分は守りますよね。でも魚座にはあんまりこれだけは譲れないってものもないから、本当に防御力がないんですよ。びっくりするくらい弱いです。
ですから、双子座の賢さを魚座の優しさを利用するのに使うのではなく、魚座を「守る」ことにぜひ使いましょう。

魚座が双子座と付き合う上での注意点
魚座が注意しなければならないのは、「双子座につけこまれないように」…なのですが、優しい魚座にどれだけそれができるかは疑問だったりします。

でも、これは悲しいことですが魚座の住んでる世界と違って双子座の住んでる世界は弱肉強食の世界、厳しい世界です。魚座の優しさがうまく双子座に伝わらないこともあるかもしれません。
せっかく優しくしても「何か裏があって自分に優しくしてるんだ」と思われたら嫌ですよね。

まとめ。個人的には双子座と魚座、そんなに悪くないと思う
双子座と魚座は、性質の違いから「相性が良くない」と言われる組み合わせです。
しかし、お互いの個性を生かせば素晴らしい仕事をする可能性もある二人だと思います。
特に、魚座の世の中の雰囲気を感じとる能力と双子座の言語能力を組み合わせる仕事なら最高ですね。
双子座と魚座はお互いの違いを「自分の弱点を補ってくれている」と感謝しながら、尊重しながら、つきあっていくのがおすすめになります!

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