こんにちは、元占い師ブロガー・「雑草の一花(@zassou_ichika)」です。
コロナ自粛中は閑散としていた東京もすっかり通常に戻ってきていて、ついついマスクを忘れてエレベーターくらいまで行ってしまう今日この頃です。
知人などに連絡をとってみると、まだ厳重に対策している人と、そうでもない人との差が結構ありますね。
今回は乙女座と射手座の相性なのですが、あくまで占星術の一般論としては、乙女座は厳格にコロナ予防対策をしていて、射手座は緩められるところは最大限緩める…というキャラではあります。

しかし、「細かさ」「大雑把さ」の度合いの差というのは時に喧嘩や対立の元になりますね。
「自粛警察」というのも、「自分と同じくらいコロナに気を付けていない人はけしからん!」みたいな発想から生まれるわけですし。
必ずしも乙女座と射手座がそのような対立になるというわけじゃありませんが、「細かい人」と「大雑把な人」は仲良くなりにくいという意味で、占星術では「乙女座と射手座は相性が良くない」となっているんですね。

ですが!このブログでは
「相性が良くないとされている組み合わせこそ、価値がある」
という信念で相性占いをやってますので。
乙女座と射手座の違いに触れつつ、どうしたらうまくやっていけそうかを探っていきたいと思います。
乙女座と射手座の性格はかなり違う
さて、乙女座と射手座ですが、占星術では「スクエア」という位置関係にあります。
これは、横槍が入るような関係で、ちょっと心が折れるような関係です。
乙女座は地の柔軟星座で、射手座は火の柔軟星座。
地の星座は「現実」「目に見えるもの」を重視し、火の星座は「精神」「直感」を重視しています。
なので、乙女座はかなり具体的なことに拘りますし、射手座は抽象的で漠然としたものを追い求めます。
例えば乙女座は地道に定期預金とかして頑張っている人、射手座は大きな夢を追っている人、みたいなイメージです。
乙女座と射手座はかなり価値観が違うということなんですね。
乙女座は細かくて慎重
乙女座の現実への対処能力は素晴らしいものがあります。
やるべきことを細かいタスクに分割する。そのタスクに優先順位をつけ、期限を決めて粛々と実行する…と、正攻法で地道に目標を達成していきます。
その計画は完璧で、他人が意見を挟む余地もないくらいでしょう。
しかし乙女座にも弱点があります。それは想定外の出来事への対処が難しいということです。
ガチガチに計画してあるので、ちょっとの狂いが生じてしまうと「もうダメ」と思ってしまいます。
そのため、乙女座は「ゼロか100か」の、完璧主義者であると言われています。
射手座は大雑把で大胆
ミクロに掘り下げていく乙女座とは対照的に、射手座はとてもマクロな感じです。
なんとなーくな大きな目標を設定したら、とりあえす「なんとかなるさ」ってな感じで進んでいきます。
細かいことは、放置です。周りの人がなんとかしてくれることもありますし。
なので射手座は「細かいこと」を突かれると痛いです。
根拠は?とか予算は?みたいな話は苦手です。なぜならノープランですからね。
乙女座と射手座がうまくいくには
このように、全く違う乙女座と射手座ですから、足並みを揃えてとか、同じ方向を向いて、というのはちょっと無理があるかもしれません。
乙女座は、射手座に「もっとちゃんとして欲しい」と思いますし、射手座は乙女座に、「水を差すようなこと言うな」と思うでしょう。
でも、大丈夫です。うまくいく方法はありますし、うまくいくように努力することが乙女座と射手座にとって大きな成長をもたらすものになるはずです。
乙女座にとって射手座はどんな人か
乙女座は常にどうやったらうまくいくか、改善点を考えています。段取りを決めて、その段取り通りスムーズに事が運ぶという事が何より気持ちいい瞬間です。
しかし射手座は「性善説」に従って行動しているので「改善点」という概念すらありません。
全てはうまくいくので、改善する必要なんてないと思っています。改善点を提案しても「は?そんな事ある?」とピンときません。
このズレは、乙女座にとってとってもストレスになると思います。
乙女座にとって射手座は「楽観的すぎる人」であるかも知れません。
射手座にとって乙女座はどんな人か
射手座は、遠くにある夢や目標に焦点が当たっています。今日明日のことはどうでもいいので、いつか夢が叶うその瞬間を思う事が射手座にとっての喜びです。
そんなふうに思いを馳せていると、乙女座は急に現実に引き戻すようなことを言ってきます。
支払いのこと、射手座の欠点のこと、対処しなくてはならない問題のこと。
そのようなことを聞くたびに、射手座は萎えてくたびれていきます。
射手座からみると乙女座は心配のしすぎに感じます。
射手座にとって乙女座は、「悲観的すぎる人」かも知れません。
乙女座と射手座は違いを受け入れよう
みんな違ってみんないい、の言葉のように、自分と同じ人間が2人いてもあまり意味はないのです。
ですから、乙女座と射手座はお互いが「別の人間なんだ」という事実を常に念頭においていくといいでしょう。
「自分だったらこうするのに」という思考でいくと、必ず不満は出てきます。
そうではなく「あなただから、こうするんだね」という思考が大事になってきます。
そうすれば、自分の考えを押し付けることなく、また相手の思考を押し付けられることもなく、両者の意見を並立していくことができるのです。
相手のことを尊重することが何より大切ということですね。
乙女座と射手座は完全分業からのコラボで行こう
相手の意見を尊重して、なおかつ自分のできることもやりたい、となると「ひとつのことを2人でやる」というより「完全に別のことをした上で、コラボする」という感覚の方がうまくいきやすいです。
射手座と乙女座の良くあるパターンとしては、射手座がディレクションして、乙女座が実働部隊という感じ。
それでうまくいくなら、それでもいいんですが、結構神経すり減らすような気がしますね。うちの上司大雑把すぎる、うちの部下細かすぎる、というのは良くあることですが地味に疲れる。
実際そのような関係であっても、気分的には「別のことをやってる」という心構えでやっていくのがいいと思います。
乙女座は、具体的な段取りを決めて実行する力はありますが、射手座のように大きなことをぶち上げる感じではありません。
射手座は、ビッグマウスというか実現不可能そうな夢を打ち立てることはできますが、細かいことは苦手です。
だったら、自分のやれることをやるけど、苦手なことは相手に任せてしまって相手のやることにはノータッチで行こう、と考えた方が楽なのではないでしょうか。
まとめ。乙女座と射手座が組めば怖いものなし!
乙女座と射手座は全く違う性質なのですが、ご縁は深く、一度接近したら離れることは難しいという相性です。
そして、お互いの苦手分野を補いあう事ができる関係でもあります。
最初は価値観の違いから、うまくやっていく事が難しく感じたり反発を覚えたりするでしょう。
しかし、それを乗り越えてしまえば苦手を補い合えるということはかなり強力なコンビになる事ができます。
人は誰しも完璧ではありません。しかし、乙女座と射手座が組めば限りなく完璧に近い形になり得るでしょう。
もし今、乙女座が射手座に、射手座が乙女座に苦手意識を持っているのならば、「もうちょっと頑張ってみてください!」とアドバイスを送りたいです。
その苦手を克服できた暁には、きっと素晴らしい景色が待っているはずですよ。

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